2026年卒必読!企業選びで押さえておきたい最新トレンド5つ

この記事でわかること

  • 2026年卒学生が企業選びで重視する要素の変化
  • 「給与・安定性」への関心が高まっている背景と調査データ
  • 「人間関係・職場の雰囲気」を重視する「ネタバレ就活」の実態
  • ハイブリッドワークへの期待と完全出社の関係
  • 学生が避けたい企業の条件

「どんな企業を選べばよいか」と迷う就活生に向けて、マイナビキャリアリサーチLabの「2026年卒大学生就職意識調査」をもとに最新トレンドを解説します。

「給料の良い会社」への関心が4年連続で上昇

マイナビキャリアリサーチLabの「2026年卒大学生就職意識調査」によると、「給料の良い会社」を企業選びの軸とする学生の割合は25.2%となり、前年比1.6ポイント増加しています。この傾向は4年連続の上昇です。

背景には物価上昇による生活コストの増大や、企業による初任給引き上げの動きが学生の意識に影響していると考えられます。「やりがいや社会貢献」を中心に据えてきた従来の価値観に加え、経済的な安定を現実的に求める傾向が定着してきました。

企業研究の際は初任給の金額だけでなく、昇給の仕組み・賞与の実績・各種手当の内容も確認しておくと、将来の収入イメージをより具体的に持てるようになります。

職場のリアルを求める「ネタバレ就活」が広がっている

同調査によると、就活中に「もっと知りたかった」情報として「人間関係・職場の雰囲気」が上位に挙がっています。さらに、この情報を入社前に実際に知ることができた学生の割合は前年より上昇しており、企業側が職場のリアルを積極的に発信する動きが広がっていることがわかります。

内々定を受諾するかどうかを決める際、学生が最も重視するのは「自分が働く姿をイメージでき、安心できるかどうか」という感覚です。こうした傾向は「ネタバレ就活」と呼ばれており、入社後のギャップをゼロに近づけることを重視する意識の高まりを反映しています。

OB・OG訪問や社員インタビュー動画、採用オウンドメディアなどを積極的に活用して、カタログ的な情報だけでなく職場の日常をリアルに把握することが、ミスマッチを防ぐ有効な手段になります。

理想の働き方は「ハイブリッドワーク」が最多(64.6%)

同調査において、理想とする働き方として「ハイブリッドワーク(出社とリモートワークの組み合わせ)」を選んだ割合は64.6%と最多でした。フルリモートでも完全出社でもなく、状況に応じて使い分けられる柔軟な環境が求められています。

一方で「完全出社」を望む学生の割合も前回調査から4.7ポイント増加しています。これは出社への抵抗感が薄れているのではなく、仕事の内容や業務フェーズに応じて最適な場所で働ける環境を求めていることを示しています。

企業研究では「リモート可否」の確認だけにとどまらず、「週の出社頻度」「どの業務で出社が必要か」「フレックスタイム制度の有無」まで把握することが、入社後の実態をイメージするうえで重要です。

「ノルマ」「転勤」への抵抗感が依然として強い

「避けたい企業」として最も多く挙げられたのは「ノルマのきつそうな会社」で38.2%でした。続いて「転勤の多い会社」が31.0%で、5年連続の増加となっています。

転勤への抵抗感が長期にわたって高まっている背景には、地元や家族との関係を大切にしたいという価値観の変化や、転勤によるキャリアの不確実性を嫌う意識があります。ノルマへの抵抗感は営業職だけでなく、過度なプレッシャーがある職場全般を敬遠する傾向を示しています。

企業研究では「転勤の有無・頻度・範囲」「営業スタイル」などを確認し、OB・OG訪問や口コミサイトも活用してリアルな職場環境を事前に把握しておくことが大切です。

「安定」と「成長」の両立を求める意識が主流に

給与・安定性への関心が高まる一方で、「自分を成長させてくれる環境か」という観点も引き続き重視されています。単に安定しているだけでなく、スキルが身につき市場価値を高められる企業を選びたいという意識は、Z世代の就活生に共通したテーマです。

入社後に若手がどのような業務を担当できるか、研修制度や社内公募の機会があるか、キャリアパスが明示されているかなどを確認することが、長期的な視点での企業選びにつながります。業界・職種研究と並行して「10年後のキャリアイメージ」も意識しながら企業を絞り込んでいきましょう。

まとめ

2026年卒の就職意識調査をもとに、企業選びの最新トレンドを5つ解説しました。

  • 「給料の良い会社」への関心が4年連続上昇(25.2%)
  • 職場のリアルな情報を重視する「ネタバレ就活」が広がっている
  • 理想の働き方として「ハイブリッドワーク」が64.6%に支持されている
  • 「ノルマのきつい会社」「転勤の多い会社」は避けたい企業の上位
  • 安定性と成長機会を両立できる企業への関心が根強い

これらのトレンドを参考にしながら、自分が最も大切にしたいことを明確にして企業選びの軸を定めると、後悔の少ない就活につながります。業界研究の進め方については、就活マルシェの他の記事もあわせて参考にしてください。

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